2) 小さいことは、良いことだ
ディスク径を320 mmか340 mmのどちらかからしか選べないMotoGPに対して、スーパーバイクのライダーたちは328 mm~336 mmまでの範囲で好きなディスク径を選択することができます。
ブレーキを比較的穏やかに踏み込むライダーであれば、重量の面で大きなアドバンテージを得ることのできる小径のディスクを好むでしょう。一方でブレーキを強く踏み込んで酷使するライダーは比較的径の大きなディスクを使います。
この場合、高い圧力をかけることができる反面、重量の問題を考慮する必要性が発生します。
また、スーパーバイクとしてはディスクの厚みも薄く、6.5 mm~7.1 mmとなっています。