ブレーキディスクのデザインに影響する規定もあります。ブレーキディスクの孔は2021年までは直径2.5mmで1,480個が上限でした。今シーズンはフロントが1,000個から1,100個までに減り、リアも以前の1,050個から900個に減りました。直径も変更されて3mm以上となりました。つまり、ブレーキディスクは厚さが従来と同じである一方、孔は大きくなり個数が減るため、空冷性は下がります。多孔タイプのブレーキパッドも今シーズンは禁止されたため、ブレンボからは2種類のセッティングを選択肢としてチームに提供します。
重量については、2022年のブレーキシステムは前シーズンと比較してタイヤ1本あたり約700g、マシンの総重量では約3kg増えました。