世界最速バイクベスト5が搭載するブレンボ製ブレーキ

2019/10/02

 世界最速のスタンダードバイクはトップ5台すべてがブレンボのブレーキシステムを標準装備

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パワフルで美しいこと。バイクを語るなら回りくどい話は抜きで、とにかく馬力とトルク。ファンにとってたまらないのはそれです。​

とはいえ、最速マシンが誰でも購入できる状況にあって、ドラッグレースに使うなら話は別ですが、肝心なのはブレーキです。安全面はもちろんパフォーマンスにも関わります。そのことをMotoGPの選手たちはよくわかっています。だからこそ、彼ら全員が2016年以来ブレンボ製ブレーキを使用し続けているのです。​

エンジンが改良されても、それにブレーキが見合っていなければ制動距離が伸びて、エンジンのパワーアップで得たせっかくのマージンが帳消しになってしまいます。​

このことの重大さを認識している世界中の大手バイクメーカーは、自社のフラッグシップモデルにはブレンボ製ブレーキを純正品として装備しています。この世界最速ベスト5のスタンダードモデルでも同じくブレーキはブレンボ製で、各社のニーズに合わせたものを装着して出荷されます。​

市場で各社がこれらを販売する際には、ブレンボ製ブレーキならではの高性能と信頼性が備わっています。

​さあ、あとは乗るだけ。ベスト5がどのマシンで、それぞれがどんなブレンボ製ブレーキを搭載しているか見てみましょう。​


 

 

 

​5位:MVアグスタ ブルターレ1000セリエ オロ(208馬力)

ブルターレは誕生当初、カテゴリーはスポーツネイキッドでした。ブルターレ1000セリエ オロの登場によって、活躍の場を一気にスーパーバイク世界選手権にまで押し上げました。今回のバージョンは限定300台。ビレットパーツをはじめ、摩擦部を減らしたピストン、新型エンジン、改良型の燃焼チャンバー、カーボンファイバー素材のホイールまで、独自の特徴を満載してパワーアップと軽量化の両立を図り、空重量184kg、最大トルク115 Nm/9,300rpm、208馬力を実現しています。MVアグスタが再び世界を驚愕させました。

 

この世界最速スポーツネイキッドマシンが遂げた画期的な進化には、ブレンボが開発した新技術、Stylema™キャリパーが貢献しています。Stylemaは従来品と比べてピストンやブレーキパッド周りをスリム化し、ブレーキフルードが占めるスペースを減らして、レスポンスを向上させています。このようにコンパクトにしてもキャリパー自体の剛性は高さが保たれているため、急ブレーキ時でも制動効率が下がることはありません。ブルターレ1000セリエ オロには、このStylema™​にブレンボ製の320mm径5mm厚のフローティングディスクを組み合わせて制動力の理想的なバランスを確保し、さらに同じくブレンボ製の16/21ラジアルマスターシリンダーを供給しています。​


 

 

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4位:215馬力


 

 

3位:217馬力​


 

 

2位:​221馬力


 

 

1位:310馬力​​​

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