MotoGPのように競争が激化しているカテゴリーでは、トップの座を維持することは至難の業です。ここ5年間の表彰台は、ライダー6名、メーカー2社で交互に奪い合いました。唯一その座を明け渡さなかったのはブレンボです。
2011年から現在までのグランプリ89戦で、89回の優勝を果たしました。これは偶然の産物ではありません。エンジンのサイズ変更、CRTマシンの採用、ブレーキディスクのサイズ変更といった新たなレギュレーションに対応するために、つねに技術革新を求めてテストを重ねるブレンボだからこその功績です。