3位:アプリリアRSV4 1100ファクトリー(217馬力)
アプリリアで初めて1078ccV4エンジンを搭載したRSV4 1100ファクトリーは、RSV4のスピリットをさらに進化させたマシンで、スーパーバイク世界選手権を7回制覇したRSV4の名を引き継ぎそのプレミアムバージョンとして誕生したものです。カーボン製のフィン、チタン仕上げのエグゾーストサイレンサー、鍛造アルミホイールの採用により、装備重量(燃料込)を199.6kg未満に抑えています。1000 V4よりもシリンダーをボアアップし、吸気弁のタイミングを最適化し、5速と6速をロングレシオにしたことで、217馬力、最大トルク122 Nm/11,000 rpmの大出力を実現しました。アプリリアに息づくレースのDNAを感じさせてくれます。
RSV4ファクトリーではこうしたエンジンの仕様に加え、シャシー構造の面でも進化していますが、それに協力したのがブレンボです。前輪には、ステンレスのアウターローターとアルミニウムのインナーローターを6か所で固定した330mm径のフローティングディスクを採用しました。これに30mm径の対向4ピストンのラジアルマウントモノブロックキャリパー、Stylema™を組み合わせました。Stylemaは2本のリブが盛り上がった形状で、これには構造上の利点とデザイン上の利点があります。2辺に縁を設けて、上側にあるリブの吸気口へ空気が流れやすいようにしています。ラジアルマスターシリンダーもリアブレーキブレンボ製で、リアには32mm径対向2ピストンキャリパーを使用しています。RSV4ファクトリーではこうしたエンジンの仕様に加え、シャシー構造の面でも進化していますが、それに協力したのがブレンボです。前輪には、ステンレスのアウターローターとアルミニウムのインナーローターを6か所で固定した330mm径のフローティングディスクを採用しました。これに30mm径の対向4ピストンのラジアルマウントモノブロックキャリパー、Stylema™を組み合わせました。Stylema™は2本のリブが盛り上がった形状で、これには構造上の利点とデザイン上の利点があります。2辺に縁を設けて、上側にあるリブの吸気口へ空気が流れやすいようにしています。ラジアルマスターシリンダーもリアブレーキブレンボ製で、リアには32mm径対向2ピストンキャリパーを使用しています。