Storia

沿革

 


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​2011年はブレンボにとって画期的な年でした。技術、スポーツ、および事業におけるたぐいまれな成功で満たされた創業50周年を祝うことができたのです。1961年1月11日に、エミリオ・ボンバッセイとイタロ・ブレダは、今日のブレンボの前身となるOfficine Meccaniche di Sombrenoを設立しました。現在のグループ代表であるアルベルト・ボンバッセイが、既に彼らとともに働いており、当時は弱冠二十歳でした。

これが、ブレンボをブレーキシステム市場の紛れもないリーダーに導いた、半世紀に及ぶ長い冒険の始まりでした。ブレンボは、1964年に自動車用ブレーキディスク、そして1972年にモーターサイクル用ブレーキシステムの生産を始めましたが、1975年には、フォーミュラ1に進出しました。フェラーリGP車両に自社のブレーキシステムを供給したのです。この半世紀の間に、技術革新と、材料および生産工程の継続的研究によって、ブレンボは世界の一流ブランドのひとつになりました。

1995年には、ブレンボはミラノ証券取引所に上場し、新たな成長戦略を開始しました。生産拠点を世界各地に展開し、収益を伸ばすとともに従業員数を着実に増加させていきました。


 

1960 年代

リーダーの原点

ブレンボは、ベルガモからわずか数キロの地に、グループの現社長の父であるエミリオ・ボンバッセイによって1961年に設立されました。


小さな機械工場としてのスタートでしたが、機械部門および冶金における創業者の経験から、間もなくアルファロメオのような一流の顧客に重用されるようになりました。

 

当社がスペアパーツ市場向けに初のイタリア製ブレーキディスクの生産を開始した1964年は、ブレンボにとって歴史的な年でした。

 

その後間もなく、生産活動は他のブレーキシステム部品を含むまでに拡大され、会社の能力と専門性、および製品とサービスの質が国際的に認められました。

 

こうして、ヨーロッパのスペアパーツ用ブレーキディスク市場で、ブレンボがリーダーとなる道が開けました。

 

 
 

1970年代

あらゆるサーキットでの勝利

1972年にモトグッツィへの供給を始め、ブレンボブランドは、ヨーロッパの一流モーターサイクルと関わるようになりました。

 

その後間もなく、ブレンボは、モーターサイクル用ブレーキシステム部門におけるリーダーの座を確実なものにしました。

 

しかし、1975年にエンツォ・フェラーリがベルガモに本拠を置く当社会社に、F1でもっとも名高いレーシングカーへの供給を依頼した時、ブレンボ製品の品質と技術に対して最高の評価が与えられました。


 やがて、ブレンボはモータースポーツ用ブレーキシステム部門における最高のブランドとなりました。

 

それ以来、ブレンボブレーキを使った数えきれないほどのチームが、あらゆる自動車およびモーターサイクルのレースカテゴリーにおける何百もの世界選手権で優勝しています。


 

        
1980年代

革新と成長


1980年代の初めより、ブレンボは乗用車からモータースポーツおよびモーターサイクルに至る市場の専門領域において、明確に定められた拡大戦略による革新的製品とプロセスの開発に重点的に取り組みました。

 

1980年に、デザイン、材料ともに画期的な自動車用アルミニウム製ブレーキキャリパーが、取扱製品に加わりました。この新キャリパーは、ポルシェ、メルセデス、ランチア、BMW、日産、およびクライスラーなどのハイパフォーマンスカーのメーカーに、徐々に採用されました。


1980年代半ばから、ブレンボは産業車両のディスクブレーキ部門への事業拡大を決め、イヴェコ、ルノー・インダストリアル・ビークル、およびメルセデスの戦略的サプライヤーとなっています。

 

1983年には、よりグローバルな機会を得るために、アメリカに本拠を置くブレーキシステムの多国籍メーカーである、ケルシー・ヘイズによる株式取得に合意しました。

 

資本提携の結果、イタリアのグループの成長と将来の挑戦に向けた対策における足固めが、可能になりました。

 

 
 

1990年代

再び純イタリア企業に

1993年3月、戦略的方向性の見直しの結果、ケルセイ-ハイーズは当社の株主から撤退しました。

 

ブレンボは、管理職の専門知識と技術的優位性から力を引き出し、会社の未来、間接的にはイタリアの製造業の競争力に、そのエネルギーを注ぐことに決めました。

 

ケルセイ-ハイーズから自社株を買い戻した時、ブレンボの経営陣が掲げた目標はすべて達成されました。


その後ブレンボは成長を続け、1995年にミラノ証券取引所に上場しました。

 

ブレンボでは常にそうですが、これは強力なチームワークによって得た成功です。


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2000年代

グローバルにブランドを拡大

ブレンボは、新ミレニアムを市場拡大戦略で始めました。自動車用ブレーキディスクの機械加工とエンジンフライホイールの組み立てのために、ブラジルの会社アルファ・レアル・ミナスを買収したのです。さらにレースカー、モーターサイクル、およびハイパフォーマンススポーツカー向けブレーキおよびクラッチシステムの生産を専門とする、イギリスの会社APレーシングも買収しました。ブレンボは、モーターサイクル部門での存在感を強めるために、レース用モーターサイクルのマグネシウムホイールの生産を専門とするマルケジーニの株式を、70%取得しました。

 

 
 

2000年も、戦略的に極めて重要な中国市場への進出において、Yuejin Motor Group と合弁事業を構築し、自動車と商用車のブレーキシステムの生産のために Nanjing Yuejin Automotive Brake System を設立して、明白な前進を示しました。

 

2008年より、ブレンボは合弁事業NYABS の株式を70%所有しています。

 

2010年1月に、Brembo Nanjing Foundry Co. Ltd は、中国を代表する自動車および商用車メーカーの上海汽車工業グループのメンバーである Donghua Automotive Industrial Co. Ltd から、鋳鉄工場を購入しました。

 

この事業は、自動車および商用車のブレーキキャリパーとディスクの鋳造および機械加工工場を完備した、南京の一環生産センターの設立をもたらして、中国におけるブレンボグループの足場を固めました。

 

現在ではこの設備から、ブレンボの性能、スタイル、および快適性基準を満たしたブレーキシステムを、中国市場に提供することができます。


 

過去10年間、ブレンボはインド市場にも多大な関心を寄せて来ました。

 

2005年には、ブレンボと、ボッシュのインド子会社である Kalyani Brakes Ltd. との合弁事業として、モーターサイクル用ブレーキシステムの生産および商品化のために、プネに本拠を置く KBX Motorbike Products Private Ltd が設立されました。

 

2009年も歴史的に重要な年でした。

 

モーターサイクルとスクーター用ブレーキシステムの生産のための新工場をインドで稼働させ、BRIC市場(ブラジル、ロシア、インド、および中国)およびその他の東南アジア諸国(ASEAN)向けの、スクーターおよび小、中型エンジン(250cc以下)のモーターサイクル用ブレーキシステム向け新ブランドであるバイブレ(「ブレンボ製(By Brembo)」の略語)を立ち上げたのです。


 ヨーロッパでは、ブレンボはポーランドに投資し、ディスク生産工場の生産サイクルを最適化するために、2006年にグループの三つめの鋳造工場がドンブローヴァ・グルニチャに開設されました。

 

ブレーキディスクの生産倍増を目的として、ポーランドのドンプローヴァ・グルニチャに位置する鋳造工場の拡張工事が2010年に始まり、2011年10月に稼働を開始しました。

 

 
 

2007年は、ブレンボにとって特に重要な年でした。

 

500人を超えるエンジニア、設計者、および技術者が研究開発に従事する新しい研究開発センターがキロメトロ・ロッソ科学技術パーク内に開設されました。

 

一方で、ブレンボは国際的成長戦略を継続し、北米市場向けに自動車および商用車用ブレーキディスクとドラムを生産するふたつの工場(ミシガン州デトロイト近郊およびメキシコ)からなる、米国のヘイズレメルツインターナショナルのブレーキ部門を買収しました。

東ヨーロッパにおけるブレンボのアクティビティは、チェコ共和国の自動車用ブレーキシステムの新工場への3,500万ユーロを超える投資で、2010年にさらに強固なものとなりました。

 

この戦略で、ランドローバー、BMW、GM、およびアウディなどの顧客との共同作業を行い、ブレンボは初めて中型高級車セグメントに参入しました。


 

新ブランドと製品の獲得

2008年の、レース用安全ベルトとチャイルドシートの主要メーカーであるサベルトブランドの買収により、ブレンボグループのアクティビティは近年、パッシブ・セーフティ・システムの設計および生産を含むまでに拡大しました。

同じ年に、ブレンボはインドで新ブランドであるバイブレを立ち上げました。スクーターおよび小型から中型エンジン(600cc以下)のモーターサイクルのブレーキシステムに特化したブランドです。新たなバイブレ製品は、2009年に設立されたプネ工場で生産されます。

2010年より、部品市場向けにもブレンボ製品がそろっています。ブレーキシステムでの経験と主要自動車メーカーとの共同作業で得た幅広い積み重ねにより、ブレンボはブレーキシステム用部品の完全なパッケージを、最高の性能、信頼性、および安全性レベルで提供できるようになりました。

従来のディスクとドラムの提供に加えて、部品市場のプロ向けに、あらゆる種類のパッド、シュー、ドラムブレーキキット、およびブレーキとクラッチの油圧部品が加わりました。

 

同じ年に、ブレンボはインドで新ブランドであるバイブレを立ち上げました。スクーターおよび小型から中型エンジン(600cc以下)のモーターサイクルのブレーキシステムに特化したブランドです。新たなバイブレ製品は、2009年に設立されたプネ工場で生産されます。

 

 

カーボンセラミック技術

製品の性能と耐久性を絶えず改善するために、ブレンボは常に革新的材料導入のパイオニアです。カーボンは、1970年代から航空宇宙用途のブレーキシステムで使用されており、1980年代からはモータースポーツで使われています。2000年からは、ウェットおよびドライ両条件での性能、重量、快適性、耐食性、耐久性、およびハイテク訴求の観点から大きな効果をもたらすことから、スポーツカー向けブレーキシステムの生産において、カーボンセラミック(CCM)も使われています。


この革新的材料に最高の応用を開発するため、ステッツァーノの新「キロメトロ・ロッソ」科学技術パークに、ブレンボ・セラミック・ブレーキ・システムズが2003年に設立されました。これは、ブレンボとダイムラー・クライスラーによるカーボンセラミック・ブレーキディスクの開発と生産のための合弁事業でした。ダイムラーはその後、その事業から撤退しましたが、ブレンボはSGLグループとともにこの方向性で継続し、2009年5月にSGLグループと、カーボンセラミック・ブレーキディスクのための対等合弁事業、ブレンボSGLカーボン・セラミック・ブレーキを設立しました。この会社の任務は、カーボンセラミック製ブレーキシステムを開発して、自動車および商用車OEM市場専用のカーボンセラミック・ブレーキディスクを生産および商品化することです。革新的材料の研究開発に積極的に取り組んでいる会社の中期的目標は、より大規模な応用向けの新世代CCMブレーキディスクを開発することです。


Brembo SGL Carbon Ceramic Brakesは、ステッツァーノのキロメトロ・ロッソ科学技術パークおよびドイツのマイティンゲンのふたつの設備でカーボンセラミック・ディスクの製造と商品化を展開しています。その顧客の顔ぶれには、アストンマーチン、アウディ、ベントレー、ブガッティ、ダイムラー、フェラーリ、ゼネラルモーターズ、ランボルギーニ、およびポルシェのような、一流自動車ブランドが含まれています。

 

 

北米で成長するBrembo

 


2014年、Bremboは北米をグループの国際化プロジェクトのターゲット市場として位置づけました。Bremboはミシガンへ工場を建設し、北米市場における主要な自動車メーカーに向けたブレーキディスクの生産を開始しました。

また、その後まもなく同じくミシガンで鋳造工場の建設開始の発表が行われました。場所はホーマーの新工場に隣接する地域で、アメリカにおける生産能力の垂直統合を進めることを目的としています。鋳造工場は技術部門と倉庫を含めて30,000㎡の敷地面積を予定しており、またこの工場の新設に伴ってホーマーおよびプリマス地域に250の新たな雇用を生み出すと考えられています。

更に、2015年に入ると、メキシコ・モンテレイの近郊に位置するヌエボ・レオン州エスコベドではアルミニウムキャリパーのための鋳造および生産工場の建設が始まりました。

工場の生産開始は2016年の予定で、2018年の終わりまでには完全操業を開始できると見込んでいます。
この新しい拠点での生産は、既にメキシコに進出しているかこれからメキシコに製造拠点を構える予定の欧州、アジア、またはアメリカのOEM、更には米国に存在するBrembo製品のバイヤーを対象とした製品の製造を目的としています。
 

 
 


ブレンボ50年の歴史を記した本 

Brembo S.p.A. | P.IVA 00222620163

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