ブレンボは、フォーミュラE世界選手権の参戦マシン用に開発されたブレーキキャリパーによって、栄誉あるADIコンパッソ・ドーロを受賞しました。

コンパッソ・ドーロは、ジオ・ポンティによって創設され、デザイン界で最高の栄誉と認識されています。最も先進的で持続可能な自動車競技の1つであるフォーミュラE用に設計されたブレンボのブレーキキャリパーが実現した卓越性とイノベーションが評価され、ブレンボはをコンパッソ・ドーロを受賞しました。

ブレンボの会長であるAlberto Bombasseiは、ミラノのADI Design Museumで行われた授賞式で賞を受け取り、ブレンボにとってのこの賞の意義を強調しました。「私にとっても、ブレンボのチーム全体にとっても、この受賞は大きな誇りです。この賞は、創造性、デザイン、および技術を組み合わせて、機能的であるだけでなく審美性と美しさへの愛が注ぎ込まれた高品質の製品を製造しているブレンボがイタリアの誇る専門技術を高める能力を称えるものです。この評価は、当社がイノベーションを起こし続け、ブレーキの専門性を持って未来に向けて走り続けるモチベーションとなります。」

フォーミュラEブレーキキャリパーは、ブレンボのモータースポーツにおける数十年にわたる経験、そしてイノベーションへの継続的なコミットメントを体現しています。アルミニウム合金製のこのモノブロック4ピストンキャリパーは世界をリードする電気自動車レース選手権のために特別に設計されたものであり、高性能と軽さに加え洗練されたデザインを実現しています。レースの過酷な条件下でも、このキャリパーは、ダイナミックかつスポーティな美しさを維持し、電気自動車と調和します。

この受賞は、ブレンボにとって、ロードカー用に開発されたカーボンセラミックブレーキシステムであるブレンボCCMによる2004年の受賞に続く、2度目のADIコンパッソ・ドーロ受賞となります。

コンパッソ・ドーロまたは特別賞を受賞した作品はすべて、2004年にinistry of Cultural Heritage and Activitiesによって「芸術的および歴史的に特別な価値がある」と認定されたADIコンパッソ・ドーロ・コレクションの一部となります。

ブレンボは、Spark Racing Technologyを通じて、FIAフォーミュラE世界選手権の公式サプライヤーとなっています。