マスターシリンダー

 

すべての状況下でのブレーキ制御


        

ブレンボのマスターシリンダーは、ブレーキの即応性と制御性をあらゆる条件において保証しています。これらの部品は人間工学的にも申し分ないものとなっており、常に線形応答が確保されています。
 
これらは、軽さ、強度、そして優れた仕上げ品質を兼ね備えた材料である、鋳造またはダイカストのアルミニウムから作られており、分離型および一体型の両方のリザーバーと一緒に製造されます。
 
ブレンボの製品ラインには、ラジアル式およびアキシャル式のフロントブレーキマスターシリンダー、クラッチマスターシリンダー、リアブレーキマスターシリンダーが取り揃えられています。
 

 
 

ブレンボのブレーキマスターシリンダーの最も顕著な特徴の1つは、その驚くべき制御性にあります。

 

ブレンボは、油圧部品の設計および運動学と人間工学の分野におけるその豊富な経験を元に、部品の動作における摩擦を大幅に減らし、曲げ耐性を向上させています。

 

その結果、ライダーがレバーに掛ける力と、ブレーキの反応の間に卓越した線形性が保たれており、他の追随を許さない独特の操作感をもたらしています。


 


Brembo MCS 19:21: ブレーキコントロールを思いのままに。

        

可変ホイールベース付きのMCS(マルチクリックシステム)を搭載した革新的なラジアルブレーキシステムに関するビデオです。

 

最高のロードアプリケーションとして、現在は新しいMCSコントロールアームブレーキレバーが利用可能です。


 

Bremboのブレーキマスターシリンダーを採用しているモーターサイクルの例:


 
KTM 1190アドベンチャー

パワフル、正確、そして快適なブレーキング

精密であり力強い、そして衰えることのない性能。1190アドベンチャーの最適なブレーキングは320mmディスク、ラジアルマウント/ラジアルピストン(4本)付き固定キャリパー、そしてフロントブレーキ用ラジアルポンプからなる最高品質のBremboコンポーネントにより確保されています。しかしこれらの性能を叶えながらもリラックスした気分での楽しいドライビングを好むドライバーの快適性もしっかり守ります。

KTM デューク690 R

モジュラーコントロールがブレーキの要

単気筒70HPバイクを完全な制御下に置くことは、特に車体が150Kg未満の場合は非常に難しいです。
しかしデュークに搭載されたパワフルなBremboブレーキディスクは抜群のモジュラーコントロールを提供します。 フロントではラジアルマウント付きの4ピストン型固定キャリパーがラジアルブレーキポンプで駆動。 これがリヤブレーキポンプおよび240mm Bremboリヤディスクとの相乗効果で記録破りのモジュラーブレーキコントロールを実現しています。

アプリリア・ドルソデューロ 1200 ABS

ブレーキにも愉しさを

Nmのトルク性能でライドに愉しさを提供するアプリリア・ドルソデューロ1200ABSのようなバイクのために、Bremboは信頼性に不安を覚えることなくライダーがライディングを楽しめるよう考慮したブレーキシステムを設計しました。バイクのコントロール性を確保するため、Bremboラジアル4ピストンフロントキャリパーおよびブレーキポンプを採用。非常にパワフルなブレーキシステムであるとともに、リヤのブレーキポンプとフローティングキャリパーが最適なモジュラーコントロールを確保します。

カワサキ・ニンジャH2

ターボブレーキ

普通、ターボを効かせた310HPのエンジンを止めることは非常に難しいことだと思われがちです。しかしBremboなら話は別です!Bremboは真にパワフル、そして先進技術を駆使したブレーキシステムをカワサキ・ニンジャH2(およびニンジャH2R)に提供します。ラジアルブレーキポンプと4ピストン型ピラーキャリパー、そして330mmディスクの優れた作用の融合により、非常にわずかな制動距離で突出したブレーキ性能が実現します。

カンナムスパイダーロードスター

3倍工夫したブレーキシステム

このバイクは3本のホイールにより安定感が向上する一方でブレーキシステムを最適にさせるための補正が必要となります。Bremboがカンナムスパイダーロードスターの挙動特性を分析して導き出した最も効果的なソリューションが、フロントへの4ピストン型ピラーキャリパーのダブル使用と2枚の270mmディスクの搭載です。一方、パーキングブレーキはリヤのフローティングキャリパーへ一体化しました。また、このブレーキシステムにはBremboブレーキポンプおよびクラッチポンプも含まれます。

ドゥカティ・ディアベル・チタニウム

ディアベルの類を見ないブレーキ性能は、卓越したスポーティなデザインを持つタンクと固形状態から加工されたカバーを備え、合金のラジアルポンプで駆動する素晴らしくパワフルなピラーキャリパーを持つBremboブレーキにより実現しています。フロントでは2枚の320mmフローティング・ハーフディスクがデュアル・ラジアル4ピストン型キャリパーと組み合わさり、一方リヤでは265mmディスクが2ピストン型キャリパーにより制動を受けます。また、ディアベル・チタニウムには精巧に仕上げられたアルミニウム合金のマルケジーニ鍛造ホイールリムも専用装備品として搭載されています。

ドゥカティ・マルチストラーダ1200 S

完璧なライド

長旅には信頼性、快適性、且つ耐久性の高いブレーキシステムを使用する必要があります。この性能を確保するため、ドゥカティのマルチストラーダ1200 SにはこのスーパーバイクにインスパイアされたBremboのブレーキシステムを搭載。PR16レーシングポンプが2枚の330mm径フロントディスクとM50ピラーキャリパーに作用して、モータースポーツでその力を存分に発揮します。リヤホイールには焼結パッドを備えたBrembo2x28フローティングキャリパーで挟み込まれた単一の265mmディスクが搭載されています。 

ドゥカティ・モンスターM1200 S

イタリアのデザインと品質

もしドゥカティ・モンスターのような銘車について話をするなら、どれもがすべて重要で何も省略できるものがありません。例えばブレーキやその外観、パフォーマンスなど、話し出したらキリがないのです。これまでで最もパワフルなモンスター、「M1200 S」にはパニガーレと同一系統のブレーキシステムを搭載しています(フロント: 330mmディスクとピラーキャリパー、リヤ:245mmディスクおよびブレーキポンプとリヤキャリパー)。

ドゥカティ1299 パニガーレ

ブレーキにさえもスーパーバイクの感動を

妥協を許さないボルゴ・パニガーレ。そしてその技術的優位性は、ドゥカティ1299パニガーレの登場で更なる高みへと到達しました。しかし205 HP、145Nmのトルクを一気に停車状態に持って行くには最高のブレーキを搭載する必要があります。そこでBremboは極限状況の制動時においても最大限の剛性と変形耐性を持つ4ピストン型ラジアルマウント・エボキャリパーを提供しました。これはラジアルブレーキポンプを使用しながら2枚の330mmセミフローティングディスクとともに機能します。一方リヤでは、245mmディスクとBrembo2ピストン型キャリパーが備えられています。更に、Sモデルではマルケジーニ鍛造アルミニウム3スポークY形リムが装備されています。

トライアンフ・デイトナ675 R abs

イギリス仕込みの奥ゆかしさ、イタリア仕込みの制動力

イギリスらしい洗練さとトップレベルのパフォーマンス。
このコンセプトを叶えるために、トライアンフ・デイトナ675 R absはBremboフロントブレーキ・ピラーキャリパーおよびラジアルフロントブレーキポンプを採用しています。
このシステムはBrembo 310mmフロントディスクおよびBremboリヤキャリパーとともに路上での激しいブレーキングに最高の性能を提供し、その能力はレースにおいても大きな貢献を果たすことでしょう。

モトグッチ V7 ABS

70年代から続く成功

マンデッロ・デル・ラーリオのバイクビルダーは常にブレーキングにこだわり続け、1973年から既にBremboのダブルディスク・フロントブレーキとキャリパーをV750Sに搭載していました。モトグッチV7 ABSは伝統を守るに留まらず、アキシャルマウント・フロントキャリパーやフロント/リヤブレーキポンプといったBremboコンポーネントで更にハイレベルなブレーキシステムを構築しています。エレガントなデザインと制動安定性の両立が可能である事実をこのモデルが証明します。