キャリパー

アバルト695 2シーターは公道を走る時と同じナチュラルな装備でのレースにこだわりました。このため、これまでで最速のアバルトに4ピストン型のアルミニウムキャリパーとオーバーサイズディスクを採用したBremboのブレーキシステムを装備しています。

アルファロメオ4Cのブレーキシステムは車両を100km/hの速度からわずか36mの制動距離を以て0 km/hの完全停止に到達させるBrembo固定アルミニウムフロントキャリパーの搭載により、レーストラックでの最も過酷な使用に耐えるブレーキです。
Bremboの固定キャリパーは鋳鉄ではなくアルミニウムのコンポーネントを採用したことによる軽さや性能、デザインにおける優位性だけでなく、軽量化と残留トルクの軽減による汚染物質の排出量低減や燃費の向上においても優れた効果を提供します。

随所に「ドイツ」を感じさせるアメリカンカー。キャデラックATSがコーナーへ入るまでの圧倒的なスピード感は他のライバルたちの追従を許しません。これは歴史あるニュルブルクリンク・テストでブレーキングに関する様々なソリューションに取り組んだ経験の賜です。  そのような試行錯誤の中で最終的に選ばれたブレーキシステムが、突出した性能を誇るBrembo 4ピストン型キャリパーと321mmフロントディスクのコンビネーションでした。このブレーキシステムは優れた性能と外観の美しさを兼ね備えています。また、Bremboのキャリパーは車両の個性的な外観にマッチして絶妙な調和を演出しています。

ゼネラルモータースの最高傑作と崇めるファンも多いキャデラックCTS。そのクオリティの高さは快適性を最大限に引き出すためBremboが開発したブレーキシステムからも垣間見ることができます。システムは4 ｘ 42mm径ピストンキャリパーと321mmフロントディスク（18インチホイールリムでは345mm）のコンビネーションで構成されます。本車両に使用されているアルミニウム製のBrembo固定キャリパーは環境負荷が低く、大きな快適性とハイパフォーマンスを提供します。

第7世代コルベットはそのスタイルや使用材料、そして何よりそのアルミニウムシャーシにおいて突出した存在感を醸し出しています。高速走行時における制動距離の圧倒的な短さを実現させるため、スティングレーはBrembo 4ピストン型キャリパーをフロントとリヤの両方に搭載。更なる性能を求めるドライバーには6ピストン形フロントピラーキャリパーとオーバーサイズ・パッドの装着も可能です。Bremboの対応ディスクサイズはフロントで321～394mm、リヤで339～390mmです。この仕様でブレーキのモジュールコントロールを最大限に発揮します

ジープ・グランドチェロキーSRT8のような、4 x 4でパワーのあふれ出るクルマにはそれと同じくらいパワフルな制動力を持ったブレーキシステムが必要です。そこでBremboはフロントには高エネルギー6ピストン型ピラーキャリパーを、リヤに4ピストン型バージョンを搭載し、それぞれに380mmと350mmのディスクを組み合わせました。それにより、卓越したパフォーマンスとオフロードにおけるスタミナ、快適性そしてもちろん美しさを兼ね備えたブレーキシステムが完成しています。

優れたエアロダイナミクスとブレーキの採用により、シボレー・カマロ・クーペは前モデルより90kgの軽量化に成功しました。Bremboの4ピストン型2ピースアルミニウムキャリパーは重量の軽減に特に留意して設計されている一方で、最も過酷な状況下において高温やトルクの負荷による変形をほとんど起こさない最高の硬度を備えています。アノダイズ処理を施したBremboの耐食性キャリパーは従来品からの軽量化を実現しています。カマロLTについて利用可能なBremboブレーキは12.6インチ（321x30mm）フロントローターと4ピストン型アルミニウムキャリパーです。カマロSSでは13.6インチ（345x30mm）フロントローターと4ピストン型アルミニウムキャリパー、および13.3インチ（339x26mm）リヤローターと4ピストン型キャリパーが利用可能です。

SSはシボレーから20年ぶりに登場したV8エンジン/後輪駆動の4ドア車です。 Bremboはこのマッスルカーが搭載する415HPエンジンに適合し、見た目も美しいオーバーサイズブレーキを開発しました。
フロントは40/44mm径4ピストン型キャリパーと355mmディスクのコンビネーション。一方リヤでは28/32mm径4ピストン型キャリパーが大型365mmディスクを挟み込みます。
Bremboキャリパーの持つこだわりのデザインはこのカーメーカーとの共同開発で実現し、車両全体の外観へ完全に溶け込み、マッチします。

2015年ダッジバイパーSRT®の脇を固めるのは、固定アルミニウムキャリパーと14x1.3インチのベンチ/スロットローターを備えた堅牢なBrembo 4ピストン型ブレーキシステムです。
このブレーキシステムは過酷なトラック条件においても制動力を失わずに力強く作動し、キャリパーは最高クラスの硬度を誇ります。また、表面全体の加工で軽量化も最大限に実施しています。

パガーニ・ウアイラにはBremboカーボン/セラミックブレーキが搭載されており、このブレーキはニュルブルクリンクでのゾンダRを使用したテストで「最も過酷な状況において理想的な性能を提供できる」と評価されています。カーボン/セラミックブレーキの使用により達成された軽量化は、ウアイラがレース、そして日常のドライビングのどちらにおいても卓越した性能を発揮するのに大きく貢献しています。Bremboが製造する複合セラミック材はすべての使用条件、且つすべての速度領域で安定した高摩擦係数を維持します。これによりドライバーは適切な踏力でペダルを踏み込んでブレーキングをコントロールできるようになります。この重要な機能は従来の鋳鉄製ブレーキには真似できません。ブレーキキャリパーはメタルベルに接続されてホイールハブに直接取り付けられています。この革新的なマウントシステムは特許技術であり、またブレーキベルトとベル間に発生する伸縮変形を考慮した設計が行われているのも特徴のひとつです。このシステムは2つのブレーキシステムエレメントの素材に様々な熱膨張を発生させて行われた詳細な研究から生み出されました。更に、CCMカーボン/セラミックディスクの高温時における歪みの少なさはディスクとパッド間のカップリングを最適な状態に留めます。この高い品質レベルは長期間において熱ストレスに晒されると変形してしまう鋳造ディスクにはなかなか提供できません。更に、複合セラミック材の硬さは製品寿命の向上にも貢献しています。

「カリフォルニア」のブレーキシステムはスポーツ性と快適性の完璧な調和を求めて設計され、Bremboフロント/リヤモジュールにカーボン/セラミックディスクを搭載しています。フロントの390mmカーボン/セラミックディスクには6ピストン型ピラーキャリパー（143cm 2パッド付き）、リヤの360mmカーボン/セラミックディスクには4ピストン型ピラーキャリパー（77cm 2パッド付き）がそれぞれ装備されています。
BremboのCCM（カーボン/セラミック材）製ブレーキディスクは鋳鉄製ディスクと比較して50％の軽量化を実現し、これは車両のばね下質量の低減にも効果を及ぼし、車両に優れた動的特性と抜群の快適性をもたらします。

メカトロニクスの活用による優れた性能の確保と圧倒的な美しさを兼ね備え、Bremboは488GTB用ブレーキシステムを完全なものに創り上げました。このシステムではパッドにかかるピストン圧から生じる高い負荷に対応するため、最高レベルの剛性そして変形に対する優れた耐性が9色のカラーバリエーションを持つピラーキャリパー（単一のアルミニウムブロックから加工）によって叶えられています。
リヤキャリパーの特徴は一体型エレクトリカルパーキングブレーキです。Bremboにより開発されたこのソリューションは伝統的な機械技術と今日のエレクトロニクスをキャリパーに融合し、ハイレベルなメカトロニクスの技術を活用して構成されています。Bremboは電子制御ユニットと制御ソフトウェアを一体型のコンポーネントとして開発し、パーキングブレーキを効率的に管理します。
そして最後にブレーキシステムを完成させるために必要となるのがBrembo CCMディスクです。複合セラミック材で構成されるCCMディスクとの組み合わせで最高のブレーキ性能を実現するため、このディスクには最適な有機材を含む摩擦材を使用するBremboブレーキパッドを幅広いラインナップの中から選出して使用します。

この正当派マッスルカーの最新モデルには、これまでにないハンドリング性とグリップ力が備わっています。フォード・マスタングの300HPを超える馬力をコントロールするために、Bremboは6ピストン型アルミニウムピラーキャリパーと380 mmスロット（溝付き）フロントディスクのコンビネーションを開発。毎日のドライビングでも、たまに走るレースのためにも、クルマに最高のパフォーマンスを求めるすべての人に理想的な選択を提供します。.

ラ・フェラーリのようにスポーティな走りの使命を持ったスーパーカーのために設計され、Bremboの新型ブレーキシステムは革新的なデザインと軽量化、メカトロニクスの活用のすべてを実現しています。
この新たな「エクストリーマ」キャリパーが持つアグレッシブ且つ革新的な外観は、特にばね下質量の著しい軽減（3 kg以上）やペダルのレスポンス向上、更には燃料消費量の最適化に大きく貢献しています。また、このキャリパーボディはベンチレーション性にも優れ、30 ℃以上のブレーキフルードの冷却を可能にします。フロントキャリパーには6ピストン型、リヤには4ピストン型のキャリパーがエレクトロニックパーキングブレーキに一体化されていますが、これら2つのキャリパーは見た目としては同じものに見えます。 車両の横から見た場合にこれら2つの違いを見分けることはできません。そして最後に、Brembo CCMディスクでブレーキシステムは 完成します。CCMディスクは鋳鉄製ディスクと比較して50%の軽量化を可能にしています。

そのシャープなラインがまるで未来から来たマシンのようなランボルギーニ・アヴェンタドールにはBrembo 6ピストン型フロントキャリパー/4 ピストン型リヤキャリパーが搭載されています。
世界をけん引する数々の主要カーメーカーの協力のもと設計されたBremboキャリパーのこだわりのデザインは、この最もラグジュアリーなモデルの外観へ完全に溶け込み、マッチします。

ラップを周回するこのハイスペックな「ビースト」の手綱を引くには大きな制動力が必要です。あなたが求めるコントロールを提供するため、ハイパフォーマンスBrembo®ブレーキングシステム*にはがっしりとした6ピストン型ピラーキャリパーで挟み込んだ大型14.9インチ・フロントスロット（溝付き）ブレーキローターと4ピストン型キャリパーを装備した13.5インチ・リヤスロットローターを搭載しています。

日産GT-Rにより大きな制動能力を求めるなら、Brembo 6ピストンフロントキャリパーと4ピストンリヤキャリパーを搭載することが可能です。突出した剛性、それでいて驚くほどの軽量を実現したその秘密はBremboの「ピラー」技術に他なりません。
 GT-R用Bremboブレーキシステムはパワフルな15.4インチフロントディスク/15.0インチリヤディスクが特徴です。高速からのブレーキングに十分な機能を発揮するよう設計されている一方で、長い山道を下る際にも快適で安全な走行を約束します。