ブレンボはEICMA 2019(ミラノショー)でPR19ラジアルブレーキマスターシリンダーの2020新モデルを公開しました。
今回の新モデルでは機能を追加したほか、デザインにも変更を加えています。たとえばPR19(16mm径)のリザーバータンクの取付部をフルードが交換しやすいレイアウトに変更しました。
また、ブレーキレバーの形状設計に人間工学を反映して操作性を向上させ、同時に軽量化も実現しています。レバーレシオアジャスターがハンドルにハンドガードを装着していても操作可能な位置にあるバージョンでも同様です。
その他、超小型マイクロスイッチ、ダストブーツ、リザーバータンクホルダーの取付位置もそれぞれ新しくしています。
ブレーキレバーの取り付けも簡単で、MCSブレーキレバーの装着によって、握りしろの幅を切り替えて自分のライディングスタイルに合わせることが可能になります。
この新型PR19ラジアルマスターシリンダーのデザインには、ブレンボのRCSコルサコルタシリーズに採用されたスタイリッシュな要素がすべて踏襲されていて、レーシング技術をルーツとするこのパーツの特徴をいっそう引き立たせてくれます。