MotoGP 2017:ムジェロでみる「レイトブレーキングの達人」ランキング

2017/06/05

 ムジェロで限界ギリギリのブレーキングに挑んだライダーベスト5




MotoGP 2017 第6戦の舞台となったムジェロは高い人気を誇るサーキットです。ブレーキシステムには特に難易度の高いサーキットではないものの、ゴールライン通過後に立ちはだかる第1コーナーはテレメトリーデータ屈指の難所です。

サン・ドナートと呼ばれるこのコーナーの手前にある下り勾配では、最高時速351キロから一気に時速91キロまで減速することが、ブレンボのテクニカルチームによるデータで示されています。

この減速に要するブレーキ操作は5.6秒間、距離にして318メートルで、この間、カーボン製ブレーキディスクは約700度の高温に達します。

 

 
 

I公式予選の終わりに各チームからテレメトリーデータが出そろいますが、その数値を分析して、誰が「レイトブレーキングの達人」か、つまり、サン・ドナートの手前の限界ぎりぎりまでブレーキを遅らせたのは誰だったかを判定してみました。



「レイトブレーキングの達人」ベスト5

ライダーメ-カ-チーム
バレンティーノ・ロッシ​ヤマハモビスター・ヤマハ
マルク・マルケス​ホンダ レプソル・ホンダ・チーム
マーベリック・ビニャーレス​ヤマハモビスター・ヤマハ
アンドレア・ドヴィツィオーゾ​ドゥカティドゥカティ・チーム
ダニロ・ペトルッチ​ドゥカティOCTO プラマック・レーシング