アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ:知っておきたいそのブレーキのすべて

2016/08/30

アルファロメオ史上最強の公道仕様モデルに搭載されたブレンボ製ブレーキシステムの秘密、詳細とオプション

ファンにとっては一日千秋の想いで待ち続けたことでしょう。ついにアルファロメオ・ジュリアが店頭に登場しました。情報は(ほぼ)全てをご存知のファンでも、ブレーキについてはほとんど目にしてこなかったかもしれません。最高出力510馬力、最大トルク600N•mの2.9リッターツインターボV6ガソリンエンジン搭載車ともなれば、ブレーキの詳細は決して見逃せない情報です。


 

購入を考えているファンの皆さんが、いままで語られることのなかった情報も把握できるよう、アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオのブレーキシステムの2タイプ(標準装備とオプション)について、あらゆる角度から詳細にご紹介します。

            

 

 

進化した「標準装備」


 

今回のクアドリフォリオには、公道仕様車に対しては珍しい市販のブレンボ・ハイパフォーマンス・ブレーキシステムを供給しました。ブレンボ製のデュアルキャスト・フローティング・ベンチレーションディスクの360mm径をフロントに、350mm径をリアに使用しています


 

デュアルキャストディスクについて、ご存知ない方のためにここで説明しておきましょう。デュアルキャストディスクとは、鋳鉄(変形が少なく熱の伝導性が良いなどの熱特性)とアルミニウム(軽量性)の、2種類の素材の長所を併せもつディスクです。他のディスクとの大きな違いは、2種類の素材を鋳造によって1個の部品に仕上げる製法と仕上がった後のディスクの動作です。低温時は完全に一体化したディスクとして機能しますが、温度が上がっていく中で最大の性能発揮が求められる一方、ディスクが変形しやすい高温の状態になると、フローティングディスクのような作用を発揮します。


 

このディスクを無個性のキャリパーと組み合わせてしまっていたら冒涜というものです。ウエストラインが豊かに張り出したアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオの両サイド、その美しさを高めるために選ばれたのが、ブレンボのモノブロックキャリパーでした。フロントに6ピストンキャリパー、リアに4ピストンキャリパーを使用して、クアドリフォリオならではの強い個性をいっそう際立たせています。


 

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いつなんどきでもベストを求めるドライバーに応えるカーボンセラミック素材


 

標準装備だけでも十分なところだったのですが、アルファロメオのエンジニアとデザイナーは思い切ってチャレンジしました。最高のブレーキ性能を求めるすべてのドライバーに応えるため、オプションとしてブレンボ・ウルトラ・ハイパフォーマンス・カーボンセラミック(CCM)ブレーキシステムを用意しました。


 

このシステムでは、カーボンセラミック素材のフローティング・ベンチレーションディスクを、フロント390mm径とリア360mm径のセットにしています。カーボンセラミックディスクのオプションとなれば、目が高いファンにはたまらないはずです。カーボンセラミック素材は高温時でも変形しにくく、特性が車両のパフォーマンスにダイレクトに反映されるのが特徴です。ブレンボはこの素材を2002年から量産車に使用していますが(初採用はフェラーリのエンツォ)、繰り返しの使用に非常に強い素材です。


 

急ブレーキをかけても制動力の高さが保てます。ブレーキングが非常に難しい状況でも、カーボンセラミックディスクなら、過熱でブレーキが効力を失った際に生じるフェ―ディング現象が生じません。ブレーキの効きがいいこと、そして何度使用しても効力が失われず持続すること。どちらもアルファロメオのファンが持つ大きな願いですが、カーボンセラミックディスクにはお伝えすべき利点がもうひとつあります。重量が従来のディスクに比べて格段に軽いことで、その影響は車両全体の質量に及びます。


 

ウルトラ・ハイパフォーマンス・カーボンセラミックディスク(CCM)ブレーキシステムの場合、加速性とドライバーの快適性に改善が見られたうえ、燃費の削減も実現しています。こうした超高性能・軽量ディスクに、アルミニウム製モノブロックキャリパーを組み合わせました。フロントに6ピストンキャリパー、リアに4ピストンキャリパーを使用しています。フロントキャリパーは、カーボンセラミックディスクの仕様に合わせて標準装備とは構造を変えています。


 

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世界を明るくする色

うっかり言い忘れるところでしたが、実は2タイプとも、前後のキャリパーにはアルファロメオのサインがデザインされています。キャリパー本体のカラーは、車体の7色にマッチするよう3種類を用意しています。おなじみのブレンボレッドにサインの文字が白、鮮やかなイエローに文字が黒、アグレッシブなブラックに文字が赤の3種類で、選ぶのに迷いそうです。


 

電動パーキングブレーキ

電子部品は選択不要で、2タイプとも電動パーキングブレーキを含んだシステム構成になっています。レバーを引く従来のパーキングブレーキではなく、ドライバーのスイッチ操作(ボタン)によるコマンド、電気的コマンド、電気機械的アクチュエータで構成するシステムで、ブレーキシステムの他の部品からは独立しています。 操作は説明より実際やってみる方が簡単です。


 

解除はブレーキペダルを踏み込んだままパネル上の所定のボタンを押すだけです。電動パーキングブレーキには多くの利点がありますが、そのひとつであるドライブ・アウェイ機能では、ギヤを入れてクラッチペダルを離しアクセルを踏めば、ブレーキが自動的に解除できます。機械工学、電子工学、ITなどのさまざまな分野を融合させたメカトロニクスによって、ブレンボは、パーキングブレーキ専用小型キャリパーの管理・監視ソフトウェアを車両挙動制御装置(ESC)内に統合しました。


 

アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ。そのクリアな感動はブレーキシステムでも確かです。


 

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